自分だけにしか感知できない激烈な悪臭のはなし
【概要】
体験者 | 唱さん/30代男性(2022年9月8日時点) |
体験年月日 | 唱さんの浪人時代(地元)~就職による転居(東京)期間の計3回 |
体験現場/状況 | 地元:酒類販売店/アルバイト中 東京:電車内/満員電車の中 東京:路上/通行中 |
感覚 | 嗅覚 |
不思議の内容 | カメムシの臭いをさらに酷くしたような激臭を嗅いで苦しんだ 自分以外の人間にはその臭いが感じられなかった |
体験者の感情 | 強い嫌悪 |
付随する情報 | ネット上に「死ぬ直前の人間の臭い」がわかると語る人がいた |
体験者の解釈 | 自分だけにしか感じられない臭いがある もしかしたら死を目前に控えた人の臭いなのかもしれない |
【不思議現象の詳細】
30代の男性・唱さんは浪人時代に地元の酒屋(酒類販売店)でアルバイトをしていた。
彼は、一週間に一度くらいの頻度でお店に顔を出す20代くらいの会社員風の女性が苦手だった。
彼女の体から物凄い激臭が漂っていたから。その臭いは草系というよりも虫に近く、カメムシの臭いを何倍・何十倍にも強烈にしたような青臭い激臭。少し鼻に入っただけでも吐き気を催し、内臓を凄い力で鷲掴みにされたような感覚に襲われる。端的に言って「生理的に無理」な臭い。
臭いは女性がいなくなった後も店内のあちこちに残留していたため、唱さんは女性が帰ったあとに出勤しても彼女が来たことをすぐに察知できた。
酒屋には他にもアルバイトは何人もいたが、女性を臭いと思っているのは唱さんだけで、臭いが残っている場所に連れていっても誰ひとり悪臭を感じなかった。
その後唱さんは東京で就職したが、同じ臭いを2度体験した。
一度目は満員電車の中。人でごった返していたので発生源はわからなかった。
二度目は道を歩いている途中。目の前を歩くOL風の女性からあの臭いが漂ってきている。しばらく後ろを歩いて観察していたが、道行く人たちは彼女の臭いをまるで気に留めていないようだった。
【体験談リンク】