祖父の形見の湯呑茶碗が不思議を起こした話

祖父の遺品である「常滑焼の湯呑茶碗」が起こした2つの不思議現象の話

【概要】

体験者結城さん/30代男性(2022年9月11日)
体験年月日2007年頃
体験現場状況1.当時住んでいたアパート/湯呑に水を満杯まで入れて、翌日確認した
2.引っ越し先のアパート/寝る前に湯呑に水を入れた
感覚視覚、喉の渇き(+解消)
不思議の内容1.湯呑に入れた水が8割ほども減っていた。もう一度試すと水は減らなかった。
2.喉の渇きで悩まされていたが、湯呑に水を入れておくと解消した。
体験者の感情信頼
付随する情報水が急激に減ったのはお盆の時期。湯呑を持っている間は、誰かに守ってもらえているような感じがしていた。
体験者の解釈持ち主である祖父の霊が、湯呑を通して自分に働きかけていた。

【不思議現象の詳細】

 結城さんが10歳くらいの頃に亡くなった祖父が、生前愛用していた湯呑茶碗があった。

茶色い常滑焼で、落語の「寿限無」に登場する子どもの長い名前が彫られている。
 高校を卒業して東京で暮らす事になった結城さんは、家族にその湯呑を贈られた。

 お盆で帰省する前に、結城さんは流しに置いていた湯呑に満杯まで水を入れた。
 翌朝湯呑を確認すると、入れたはずの水が8割くらい減っている。夏とはいえ直射日光があたるような場所でもない。そういう材質なのだろうかと思い、水を足して様子を見ることにした。
 気温などに差はなかったが、翌日には水はまったく減っていなかった。

 引っ越し先にも湯飲みを持っていった。
ある時を境に、夜間にやたらと喉が渇くようになった。
寝ていても喉の渇きで目を覚ますことがしばしばで、ベッドの近くには清涼飲料水が手放せない。
 母に相談すると、お爺さんの湯飲みに水を入れたらどうかと提案された。
その通りにしてみると、その晩は夜中に起きることもなく、スッキリと目覚めることが出来た。

 湯呑の水は減っていなかったが、それから寝る前に湯呑に水を入れることで、喉の渇きに悩む事は無くなった。

【体験談リンク】

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