障子戸に映った謎の影のはなし
【概要】
体験者 | 義明さん/20代男性(2022年8月7日時点) |
体験年月日 | 2000年~2001年頃。季節はおそらく秋~初冬 |
体験現場/状況 | 自宅の寝室/深夜に目が覚めた |
感覚 | 視覚 |
不思議の内容 | 小窓(縦60センチ、横85センチ(43センチ×2枚))の障子戸に、馬に乗った武将の影が映っていた 2コマアニメーションのように、一定のリズムで動き続けていた |
体験者の感情 | 恐怖 |
付随する情報 | 悪夢を見て目を覚ました直後、影に気付いた |
体験者の解釈 | 何らかの幽霊(正体に心当たり無し) |
【不思議現象の詳細】
義明さん(20代男性)が、小学校1、2年生くらいの頃(2000年~2001年頃)に体験した出来事。
義明さんの家は昔ながらの2階建て木造住宅。当時自分の部屋を持っていなかった彼は、2階にある母親の寝室で一緒に寝ていた。
秋から初冬にかけてのある晩。布団を敷いて寝ていた彼は、怖い夢を見て目を覚ました。
眠気が訪れるまで彼は暗闇に目を凝らしていたが、壁の上方にある小窓にはまっている障子戸に不思議な影が映っているのに気付いた。
障子のサイズは縦60センチ×横85センチ(43センチ×2枚)。その枠内にピッタリ収まるサイズの、馬に乗った武将の影が映っている。馬の左斜め前方から見ているような角度だった。
その影は左に振れたかと思うとまっすぐに向き直り、また左に振れる。2コマアニメーションのように、ひたすら同じ動きを繰り返していた。
義明さんにはそれが、手綱を引いて馬を走らせている姿に見えた。
背景には細かい点線で表現された雨も描かれている。
頬をつねって自分が覚醒している事を確かめたが、その影は消えなかった。怖くなった義明さんは布団を被って寝てしまい、朝になってから確認したところ影は既に消えていた。
それ以降、義明さんがその寝室で不思議な体験をした事は無い。
【資料写真】
義明さんが不思議な影を見たという小窓。現在は障子戸が外されてしまっている。

【体験談リンク】